YouTube収益化の審査に落ちた!ありがちな3つの理由と対処法

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YouTubeの収益化の審査を受けるには、18歳以上で、かつ以下の条件を満たしている必要があります。

  • 直近12ヶ月間の総再生時間4,000時間以上
  • チャンネル登録者数1,000人以上

ですが、これを達成しても審査を必ず通過できるとは限りません

コツコツ動画を投稿してやっと収益化の条件を達成できたのに、審査が通らない、何度も落ちた!なんてなればモチベーションも維持できませんよね。

こちらのページでは、YouTubeの収益化審査でチェックされる内容から、審査落ちでありがちな事例と対処法などについて解説します。

これを読めば、収益化審査に落ちてしまった理由や対処方法がわかります。

YouTube収益化の審査に落ちた!どうして?

YouTubeの審査に落ちてしまった人

YouTube収益化の審査通過を目指そうにも、そのルールを知らずには戦えません。

まずYouTubeの審査がどのように行われているのか、何を基準にチェックされているのか、など把握することから始めましょう。

YouTube収益化の審査でチェックされる内容

収益化の審査で重点的にチェックされるのは、

YouTubeヘルプの「収益化にあたって広告掲載に適しているかどうかを審査する仕組み」によると

  • 動画コンテンツ
  • タイトル
  • サムネイル
  • 説明
  • タグ

これらの要素をしっかりチェックする、とあり、さらに同ヘルプの「YouTube のチャンネル収益化ポリシー」では、

  • 主なテーマ
  • 再生回数の多い動画
  • 最新の動画
  • 総再生時間の多くを占める部分
  • 動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明など)

動画のこれらの要素を注意深くチェックして評価する、と記載があります。

動画をチェックするだけでなく、それに付随するサムネイルや説明文、多く視聴されているのはどの動画なのか、といった細かい内容までチェックされているのがわかります。

収益化審査はこうして行われている

YouTubeの収益化審査というのは、最初は自動システムによる判定で行われます。

ガイドライン等に沿った内容になっているかチェックされ、違反していると判断されれば不承認となり、その旨チャンネル運営者に通知されます。

ただ、通知には具体的にどの動画がどう違反しているかといった個別の詳細内容は知らされませんので、自身でどこに問題があるのかチェックして対応するしかないのです。

収益化不承認の通知を受けた時にチェックする内容としては、

  • 不承認通知に記載された内容
  • 違反したとされるポリシー
  • YouTubeの収益化ポリシー
  • コミュニティガイドライン

があります。これらの内容を再確認し、該当すると思われる個所の修正や削除で対処することになります。

ただし、最初の審査は自動システムによって機械的にチェックされているため、中には判定ミスも生じることがあり、中には特に修正などせず再審査リクエストをしただけで審査を通過できたという方もいます。

審査リクエストをすると次は自動システムではなく担当者のチェックが入るので、このようなことも起こり得るわけです。

ただし、再審査には時間がかかるため、ガイドライン等の確認はしっかりした上で審査リクエストすることをおすすめします。

再審査と期間

審査リクエストはいつでもできるわけではありません。

収益化に落ちたという通知を受け取ってから30日経過すると再度リクエストが可能となります。その間は、内容の改善に務める期間ということですね。

また、再審査自体にも1ヶ月程度かかりますので、一度審査に落ちると最低でも収益化されるまで2ヶ月以上かかるわけです。

できれば何度も審査するような状況は避けたいですね。

収益化の基準は随時更新される

YouTubeの収益化における基準は、随時更新が行われます。

実際2018年には、それまで「1万再生で収益化」という基準から、現在の「総再生時間とチャンネル登録者数」での規定数クリアという基準に変わっています。

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この際、30日間の猶予はあったものの、

  • 新しい基準に満たないチャンネルは収益化が停止
  • 新基準を既にクリアしていたチャンネルに対しては改めて収益化のための審査実施

といった対応が取られました。

この際影響を受けたチャンネルの99%は年間の収益が100ドル未満、その90%は2.5ドル未満だったそうですが、今後またいつ、どういった改定が行われるかはわかりません。

YouTubeでは年々ガイドラインや収益化のルールも厳しくなっています。現時点でギリギリのラインで運営していれば、いつかバッサリ収益化を切られる可能性もゼロではないわけです。

YouTube収益化審査に落ちるありがちな3つの理由と対処例

YouTubeの収益化審査に落ちるありがちな3つの理由

では、実際収益化審査に落ちているケースとしてありがちな事例をいくつかピックアップしましたので、具体的にチェックしてみましょう。

チャネル全体の評価が低い

チャンネルを収益化するためには、「視聴者からの注目度」というのがカギとなるでしょう。

視聴者に喜ばれ、求められている動画というのは、

  • 再生回数
  • 再生時間
  • 視聴維持率
  • 高評価
  • コメント

などが自然に増えていきます。中にはグンと数値が伸びている動画もあることでしょう。

審査条件はクリアしているものの、全体的にこれらの数値が低い場合は、審査に落ちる可能性が高まります。

全体的に反応が鈍い、注目度が低いと感じたら、アナリティクスの解析などを行いつつ、視聴維持率や視聴機会を増やす工夫をしていきましょう。

以下の記事も改善対策として参考にして下さい。

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再利用されたコンテンツ

再利用されたコンテンツというのは、サイト運営で言えばコピペ記事による水増しといったものを排除するのが目的。同じような動画を機械的に量産して再生数を増やし、広告費を得ようと企む人もいるんですね。

これに該当するということは「重複するコンテンツ」であると判断されたということ。

完全に同じではないものの、

  • いつも同じフレーズを動画の冒頭や説明欄に入れている
  • サムネイルもほとんど同じ

などがこの「再利用されたコンテンツ」に該当すると見なされることがあります。要はサイトで言うところのコピペと判断されてしまうのです。

これは、

  • サムネイルに変化を付ける
  • 毎回同じフレーズのみ使うのは避ける
  • 説明欄は動画ごとに適切な内容を入れる

といった工夫で対応しましょう。再審査までの期間に変化をつけた動画や個々の説明を投稿し、再トライしてみるといいですね。

コミュニティガイドライン違反

コミュニティガイドライン違反で多いのは著作権違反によるものですね。

該当する動画があれば動画ごと削除するか、該当箇所を編集で切るなどの対応が必要です。

YouTubeのコンテンツは誰のため

YouTubeのコンテンツは誰のために運用されいているのか

YouTubeは無料で動画を投稿できて、収益化すれば報酬も得られます。ただ、それは広告主や視聴者が資金を投入しているから。

YouTubeの収益化を目指すのであれば、動画を見てくれる視聴者はもちろん、広告主が広告掲載を希望するようなコンテンツを投稿していくことが何よりも重要です。

ここをしっかりと押さえ、ガイドラインに沿ったオリジナル動画を投稿していくことで、審査に通過できるチャンネルを作り上げることができます。

収益化審査に落ちてしまっても再審査が可能。ここでご紹介した内容を改めて確認しながらチャンネルをより良く改善していきましょう。

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