YouTubeのアップロード制限|本数や容量の上限は解除できる?

YouTubeのアップロード制限|本数や容量の上限は解除できる? Q&A
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YouTubeのアップロード制限で、本数や容量の上限はどうなっているのか。

「1日のアップロード上限に達しました。24時間後に再び動画をアップロードできます。」等の表示でアップロードできないなど、お困りではないでしょうか。

このページでは、YouTubeでのアップロード制限の本数や、容量上限、その上限をアップする方法について詳しく解説します。

簡単なステップで上限を解除できますので、仕組みを把握し、ユーザーの集まるチャンネル構築を目指しましょう。

YouTubeのアップロード制限に本数上限はある?

YouTubeヘルプでは、「1日にアップロードできる動画数」として、以下の記載があります。

パソコン、モバイル、YouTube API でチャンネルが 1 日にアップロードできる動画数には上限があります。

引用:YouTubeヘルプ

さらに「1日のアップロード上限に達しました。24時間後に再び動画をアップロードできます。」のエラーに関しては以下のとおり記載されており、24時間後に再度試すように促しています。

YouTube における安全性の確保のため、パソコン、モバイル、YouTube API でチャンネルが 24 時間以内にアップロードできる動画数には上限が設けられています。
上限は、国 / 地域やチャンネル履歴によって異なることがあります。著作権侵害の警告もチャンネル履歴の適格性に影響を与える場合があります。コミュニティ ガイドラインの違反警告はアップロードできる動画数に影響を与えます。

引用:YouTubeヘルプ

しかし、具体的なYouTubeでのアップロード制限本数が記載されているわけではありません。

YouTubeでのアップロードにおける制限については、本数というよりデータ量で示されています。その具体的なアップロード制限内容については、次の章で詳しく見ていきましょう。

YouTubeのアップロード制限と利用権限

YouTubeのアップロード制限は、以下の3つの段階に応じて、利用できる機能が変わってきます。

  • 標準
  • 中級者向け
  • 上級者向け

これら段階ごとの要件と、段階に応じて利用できる機能を以下の一覧にまとめました。

機能機能の利用要件利用できる機能
標準機能コミュニティガイドラインの違反警告を受けていない・15分までの動画アップロード
・再生リスト作成
・再生リストへのコラボレーター追加
・既存再生リストへの新規動画追加
中級者向け機能標準機能が有効
かつ
電話番号確認済み
・15分超の動画アップロード
・カスタムサムネイル
・ライブ配信
上級者向け機能中級者向け機能が有効かつ以下のいずれか1つをクリア
・動画による確認
・運転免許証等による確認
・チャンネル履歴
・以下①~③の1日あたりの上限引上げ
①ライブ配信作成数
②アップロード数
③ショート動画作成数
・ライブ配信の埋め込み
・動画説明への外部リンク設置
・Comtent ID申し立てへの再審査請求
・収益化の申し込み資格(追加の資格要件あり)

自身がどの段階にあるのか確認するには、以下のステップで「機能の利用資格」にアクセスします。

YouTube Studioの画面左側にある①[設定]メニューを選択→②[チャンネル]メニューを選択→③「機能の利用資格」のタブをクリック。

現在利用できる機能に④「有効」と表示があります。中級者向け機能と上級者向け機能の利用資格がないうちは、以下のように「利用資格あり」がグレーアウトしていますが、資格を得られれば「有効」となります。

機能の利用資格

続いて、機能ごとの内容について、さらに詳しく解説します。

標準機能

「機能の利用資格」の画面で、「標準機能」の欄をクリックすると、以下の画面が展開します。

標準機能

YouTubeでチャンネルを開設すると、どのユーザーもこの標準機能が利用できるようになります。標準機能の利用要件は、ガイドライン違反がないことだけ。

ただし、15分を超える動画の公開や、ライブ配信等の機能が制限対象となっています。

中級者向け機能

「機能の利用資格」の画面で、「中級者向け機能」の欄をクリックすると、以下の画面になります。

中級者向け機能

中級者向けの機能を利用するには、標準機能が有効となっている状態で、電話での確認コード取得を行い、アカウントの確認手続きを行う必要があります。

上の画面で[電話番号を確認]のボタンをクリックすると以下の画面になるので、指示どおりに進めましょう。

電話番号での確認

電話番号の確認は簡単で、以下の2つの方法が利用可能です。

  • SMSでのコード受け取り
  • 電話の自動音声メッセージでの受け取り

このいずれかの方法で取得した確認コードを画面の説明どおりに入力、送信するだけで、1動画あたりのアップロード15分以内という制限が解除され、15分超の長い動画の投稿が可能となります。

上級者向け機能

「機能の利用資格」の画面で、3の「上級者向け機能」の欄をクリックすると、以下の画面が表示されます。

上級者向け機能

上級者向けでは、中級者向けの機能より、さらにアップロード数等の上限が引き上げられるほか、そのほかの複数の機能も有効となります。

上級者向け機能を利用するための要件は、中級者向け機能が有効の状態であることに加え、

  • 動画による確認
  • 本人確認書類による確認
  • チャンネル履歴の確立

これらのうち、いずれか1つの条件をクリアする必要があります。

動画による確認

動画による確認とは、スマートフォンで自分の顔を指示通りに撮影する方法です。

本人確認書類による確認

運転免許証やパスポート等、その時点で有効な本人確認書類を指示どおり撮影することでも、本人確認が可能です。

チャンネル履歴の確立

チャンネルを開設して2ヶ月ほど、YouTubeのコミュニティガイドラインを遵守し、チャンネルを継続的に成長させていれば、チャンネル履歴が確立するとのこと。

中級者向け機能が有効になっている状態で、ここまで紹介した3つのいずれかの要件を満たせば、上級者向け機能の[機能を利用する]ボタンが有効になり、すぐに上級者向けの機能を利用できるようになります。

ちなみに、チャンネル履歴が確立されると、本人確認書類として提出した動画や証明書の画像は自動的に削除されます。

本人確認をしても15分超の動画アップロードに制限あり

YouTubeチャンネルには、デフォルトで15分以内と動画アップロードに制限がありますが、先のとおり電話確認や本人確認を実施すれば、15分超の動画も投稿可能です。

ただし、15分を超える動画のアップロードが可能となっても、動画1本あたりのファイルの最大サイズには「256GBまたは12時間のいずれか小さい方」と制限があります。

「126GB以上または12時間のいずれか小さい方」と紹介しているブログ等も見られますが、これは古い情報で、2022年12月現在では「126GB」→「256GB」に変更されています。

また、YouTubeでは、12時間以上の長尺の動画がアップロードされていることもありますが、これは現在の上限が設定される以前に投稿された動画です。

YouTubeでアップロードできない理由と対処法

YouTubeで機能の利用権限が解除されているのに、動画がアップロードできない場合があります。

その際は、以下の状況になっていないか確認してみましょう。

  • データサイズが上限をオーバーしている
  • アカウント確認が完了しているのに再生不可
  • アカウント確認が完了しているのにアップロード不可

データサイズが上限をオーバーしている

本人確認手続きを経て15分超の動画をアップロードできるようになっても、「256GBまたは12時間のいずれか小さい方」と、ファイルの最大サイズ上限が決められています。

アップロードできない場合は、まずこの上限をオーバーしていないか確認してみてください。上限をオーバーしている場合は、動画編集ソフト等によるデータ圧縮や、動画の分割等で対処しましょう。

データ圧縮については、YouTubeヘルプにて、H.264コーデックによるエンコード設定を推奨しています。動画圧縮時のエンコード設定詳細については、以下のYouTubeヘルプをご参照ください。

YouTubeヘルプ

アカウント確認が完了しているのに再生不可

アカウント確認をしたのに、動画が再生できないこともあります。

アカウント確認前にアップロードした動画は、アカウントの確認完了後に改めてアップロードし直す必要があるので、覚えておきましょう。

アカウント確認が完了しているのにアップロード不可

アカウント確認完了後に、データサイズ制限内であるにも関わらず、15分超の動画をアップロードできない場合は、著作権の申し立てやYouTubeのコミュニティガイドライン違反等、アカウントに問題がないか確認してみましょう。

YouTubeコミュニティガイドラインに違反してないことが標準機能利用の前提条件となっており、この要件を満たしていなければ、中級者向けの機能も利用できません。

著作権の申し立てを確認する手順は、以下のとおりです。

YouTube Studioにログイン→①[コンテンツ]メニュー→②フィルタをクリック→③[著作権の申し立て]を選択。

「著作権の申し立て」メニュー

著作権の申し立てがあれば、以下の画面で該当するコンテンツ一覧を確認できます。

著作権の申し立てをされているコンテンツの表示

YouTubeのアップロード制限は本数より容量に注意

YouTubeにはアップロード制限があるものの、動画の本数に明確な規定はありません。

アップロードできる動画の長さや容量は、本人確認を行っているかどうかによって変動します。

15分以上の動画をアップロードしたい場合は、YouTubeのコミュニティガイドラインに違反がない状態で、電話番号による認証を行えば利用可能となります。

内容の濃い有益なコンテンツを多数アップロードして、再生回数や視聴時間を増やし、チャンネル登録者数も伸ばしていきましょう。