YouTubeチャンネルで、動画のジャンルをどうするか。これ、迷いますよね。
あれもやりたいし、これもやりたい!ジャンルなんか絞らずにどんどん投稿すればいいい!といった選択肢もあるでしょう。
ですが、
- ジャンルごとにチャンネルを分ける場合
- ジャンルを絞らずにごちゃ混ぜで投稿する場合
と、それぞれにどういったメリット・デメリットがあるのか、ここを知らないと後悔するかもしれません。
こちらのページでは、この2つのケースそれぞれのメリットとデメリットについて、わかりやすく解説します。
この記事を読めば、チャンネルのジャンルを分けるか否か、しっかりと方向性を決めることができます。
YouTubeチャンネルを分けるメリット
YouTubeのチャンネルをジャンルごとに分けることには、
- 視聴者へのメリット
- チャンネルへのメリット
- 収益化でのメリット
と、3つの面でメリットがあります。1つずつ見ていきましょう。
ジャンル分けによる視聴者へのメリット
ジャンルごとにチャンネルが分かれていると、動画も整理しやすくなります。動画が整理されていれば、視聴者は気に入った動画を見つけやすくなります。
関連性の高い動画が集まっているチャンネルでは、「もっと他のも見たい」と探してもらえる可能性も高まり、それは視聴者の利便性に繋がります。
ジャンル分けによるチャンネルへのメリット
ジャンルを分け、充実した内容で構築していけば、それはチャンネル自体にも良い影響をもたらします。
例えば、
- 関連動画、おすすめ動画として表示されやすくなる
- チャンネル登録者数アップ
- チャンネル育成に繋がる
- 自分のチャンネル同士を連携できる
といったメリットです。
関連動画、おすすめ動画として表示されやすくなる
チャンネルのジャンルが統一されると、チャンネル内の動画同士がそれぞれ関連動画やおすすめ動画に表示されやすくなります。お互いに向上しやすい関係性を構築できるわけですね。
こういったチャンスを少しでもプラスしていくことで、チャンネル全体ののさらなる成長を期待できます。
チャンネル登録者数アップ
ジャンル特化でニーズのある動画が多く投稿されていれば、視聴者にとっては魅力的なチャンネルとなります。
動画に魅力があれば、チャンネル登録しておこう!という視聴者も増えるはず。ファンになってもらえるチャンスも広がります。
チャンネル育成に繋がる
視聴者が動画を見やすい環境を整え、登録者数なども増えていけば、自然と再生回数も増えていきます。
チャンネル登録者数が増えてファンが増えれば、コメントなどコミュニケーションも充実していきます。そういったコミュニケーションからも、どういったコンテンツが喜ばれるのか、要望やアイデアなども見えてくるでしょう。
特化型のチャンネルにすることで、チャンネル育成も目指しやすくなります。
自分のチャンネル同士を連携できる
ジャンルを分けてチャンネルを複数作成し、各チャンネルにリンクを貼るなど、相互に宣伝をしていくことで、チャンネル同士、成長をサポートできます。
また万が一、ひとつのチャンネルがペナルティで削除されたような場合にも、他のチャンネルがあれば、視聴者に向けてのメッセージ発信が可能です。
ジャンル分けによる収益化でのメリット
チャンネルをジャンルで分けることは、収益化の面でもメリットになります。
ジャンルを特化することで、視聴者が集まれば、広告収入がアップします。広告単価の高いジャンルを選ぶことも可能ですね。
さらに、ジャンル分けした複数のチャンネルでそれぞれ収益化が実現すれば、収益が上下したときのリスク分散にもなります。収入の柱は1本より複数あった方が安心感がありますよね。
YouTubeチャンネルを分けるデメリット
チャンネルをジャンルで分けるのには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
それは、ひとつのチャンネルに集中できなくなるということ。
複数のチャンネルでそれぞれ動画を投稿し続けていくというのは、それ相応の時間や意欲が必要ですよね。
ジャンルが異なれば、作成する際の気持ちの切り替えなどもあるでしょう。効率良く進めていくには慣れも必要です。
もしもこういった部分で覚悟ができず、中途半端になりそうなら、チャンネルを分けるのは諦めるという選択肢も検討しましょう。
必ずしもチャンネルを分けなければならない、ということではありません。
YouTubeチャンネルのジャンルを絞らないメリット
チャンネルのジャンルを絞らずに、思いつくままに動画を投稿していくスタイルでもメリットはあります。
YouTubeを始めようと思っても、なかなかジャンルを決められない、なんてこともあるでしょう。
ジャンルが決まらず、そのせいでいつまで経ってもチャンネル開設ができないというなら、ごちゃ混ぜでもいいから、まずはスタートしてみるという選択もあります。
始めてみなければ、結果がどうなるかわかりません。ごちゃ混ぜでも質の良い動画を更新していけば、少なからず見てもらえる動画が出てくるはずです。
反応の出やすい動画もあれば、全く反応の無い動画もあるでしょう。そういった実際のデータから知識を得たうえで、改めてジャンルを絞っても遅くはないはず。
動画投稿できないよりはずっといい結果につながります。
YouTubeチャンネルのジャンルを絞らないデメリット
YouTubeでジャンルを絞らずごちゃ混ぜで動画をアップしていくと、時に視聴者の期待を裏切ってせっかくファンになりかけた人が離れていってしまう、なんてことも考えられます。
例えば、簡単レシピを紹介した、お料理に関する動画がとても気に入ってチャンネル登録したとします。でも後日、同じチャンネルで車に関する趣味の動画など、料理とは全く関係ない内容のものがアップされたら、「こんなの興味ないな」と、登録を解除される可能性が高いですよね。
内容に一貫性のないチャンネルというのは、内容もブレやすく、ファンが定着しにくい傾向にあります。有名人であればそれでも見たいファンがすでにいます。ですが、一般的にはなかなか困難な道と言えるでしょう。
YouTubeのチャンネルを分けるか否か
YouTubeチャンネルを作るなら、ジャンルを絞った方が収益化までの効率も格段に良いです。ですが、迷って最初の一歩を踏み出せない場合には、ごちゃ混ぜで反応を見ながらジャンルを絞っていくといった方法もあります。
いずれにしろ、動画投稿に慣れるまでは、1つ目のチャンネルに専念してしっかり収益化を目指していきましょう。
そのチャンネルに安定感のある伸びを感じられるようになったら、ジャンルを分けた新たな特化チャンネルを増やしていくことをおすすめします。