いつでも無料で動画を楽しめるYouTubeで、動画の再生、視聴ができない!なんてことになると困ってしまいますよね。
このページでは、YouTubeのエラーの原因やその対処法について詳しくわかりやすく解説します。
YouTubeのエラーをサクッと解消して、動画コンテンツを楽しみましょう。
YouTubeのエラーと原因
YouTubeで発生するエラーといっても、いくつもの種類がありますよね。
YouTubeの動画再生でエラーが発生する場合、おおまかに以下の4つの原因が考えられます。
- インターネット回線や接続の問題
- デバイスの問題
- YouTubeアプリの問題
- YouTubeによる問題
まずはYouTubeでエラーが発生する原因を把握して対処する必要があります。各種エラーの原因を詳しく見ていきましょう。
インターネット回線や接続の問題
YouTubeのエラーがインターネットの問題で発生している場合は、
- 接続環境の問題
- プロバイダ等の通信障害
- Wi-Fiなど回線速度の問題
- データ量の通信制限
といった理由が挙げられます。
デバイスの問題
YouTubeのエラーの原因デバイスにある場合は、
- 空き容量がない
- デバイスの性能の問題
- OSの最新アップデートがされていない
などの理由が挙げられます。
YouTubeアプリの問題
YouTubeのエラーの原因がアプリにある場合は、アプリのバージョンが古いことが考えられます。
1度デバイスからアプリを削除して、新しくインストールしなおしてみてもいいでしょう。
YouTubeによる問題
YouTubeエラーは、YouTubeによる問題で発生することもあります。
例えば
- YouTube自体のシステムエラー
- 動画が削除された
- アカウント削除や利用制限
などの事例が挙げられるでしょう。
続いて、こうしたエラーが発生した場合の対処法について解説します。
YouTubeでエラーが発生したときの対処法
スマホアプリでの視聴、PCでの視聴、スマートフォンでWebページから視聴する場合など、YouTubeの動画コンテンツを見る方法はいくつもあります。
YouTubeでエラーが発生した場合、YouTubeを視聴しているデバイスに応じて対処法が若干変わりますが、やることはほぼ同じです。
エラー対処の基本となるのは、エラーの原因がどこにあるのかを見極めて方法を選択すること。
具体的には、以下のような対処法があります。
- 別のデバイスやブラウザで再生してみる
- 再起動してみる
- インターネット環境をチェック
- スマートフォン環境のチェック
- PC環境のチェック
- キャッシュを削除する
それぞれ詳しく解説します。
別のデバイスやブラウザで再生してみる
スマートフォンやPCでYouTubeエラーが発生した場合、可能であれば同じ環境で、他のデバイスでの再生が可能か確認してみましょう。
スマートフォンやPC、いずれかのデバイスでのみエラーが出る場合は、それぞれのデバイスに問題がありますし、他の端末でも同様のエラーが出れば、インターネットやYouTube側での問題発生の可能性があるとわかります。
YouTube視聴に必要なPCのスペックやメモリ、OSなどのシステム要件があるので確認しておきましょう。
例えば2022年9月現在では、PCのOSに「Windows 7 以降」「Mac OS X 10.7 以降」の要件があります。
特定のデバイスに問題がある場合は、デバイスの再起動などが有効です。
再起動してみる
再起動前にブラウザのページで更新マークをクリックすれば、エラーが解消することもありますので、まずはページ更新を試してみてください。
ページ更新してもエラーが出る場合は、デバイスを再起動してみましょう。
デバイスやアプリ、ブラウザなど、それぞれを再起動することでエラーが解消することもあります。
再起動とは、1度電源を落としたり、ページを閉じたりして、再び起動させることです。PCならシャットダウンメニューに「再起動」がありますね。
スマートフォンであれば電源の入れ直しが再起動になります。
スマホアプリの再起動方法については、以下のリンクから確認してください。
→ iOSアプリの再起動方法
→ Androidアプリの再起動方法
インターネット環境をチェック
インターネット環境に問題がある場合は、以下の問題がないかチェックして対処しましょう。
- 接続環境の問題
- Wi-Fiなど回線速度の問題
- プロバイダ等の通信障害
- データ量の通信制限
配線接続等が外れていれば正しくつなぎ直し、Wi-Fiの速度が遅いなら別のプロバイダを検討する必要がありますね。
プロバイダの通信障害は、復旧を待つしかありません。
データ量の通信制限でエラーになる場合は、Wi-Fi環境で視聴すれば問題は解決するはず。
通信設定については、デバイスの設定を確認します。スマートフォンならモバイルデータ通信で視聴できる状態になっているか、Wi-Fi環境があるならば、その設定ができているかチェックしてみてください。
モバイルデータ通信の場合のみエラーが発生する場合は、通信制限のほか通信障害の可能性もありますし、Wi-Fiのみでエラーになる場合はWi-Fiの接続のトラブルが考えられます。
Wi-Fiに問題がある場合は、Wi-Fiルーターの電源の抜き差しでエラーが解消することもあるので試してみましょう。
Wi-Fi環境下で、どの端末でもエラーが発生する場合は、Wi-Fiの接続や速度、通信制限等の問題があることも。
動画を快適に視聴するためには、速度も重要です。4KやフルHDなど高解像度の画像で動画を楽しむためには、それに応じた速度の出せるデバイスはもちろん、Wi-Fi環境も必要。YouTubeでは、解像度ごとの通信速度を以下のよう推奨しています。
回線のスピードがそれほど遅くなくても、1つの回線で多數のデバイスを接続している場合や時間帯によって、Wi-Fiの速度が遅くなることも。
回線スピードが遅くてエラーになる場合は、画質を下げて再生する方法も試してみるといいでしょう。
スマートフォン環境のチェック
スマートフォンの環境としては、以下の内容をチェックします。
- OSが最新バージョンに更新されているか
- 機内モードになっていないか
OSとは、端末を動かすためのシステムソフトウェアのことで、iPhoneなら「iOS」、Android端末なら「Android」の更新のことです。
OSをアップデートしていないと、不具合が生じることもあります。最新バージョンを確認して、古いようなら更新しましょう。
スマートフォンを機内モードにすると、モバイル通信でもWi-Fiでも通信オフの状態になります。
スマートフォンの画面上に飛行機のアイコンが表示されている場合は、機内モードオンになっています。YouTube動画を再生するときは機内モードをオフ、または機内モードオフの状態でもWi-Fiをオンにしてください。
PC環境のチェック
PC環境については、以下の項目をチェックしてみましょう。
- PCのスペック
- ブラウザのバージョン
- Chrome拡機能「YouTube Flash Video Player 57.0」の有無
動画再生は処理するデータ容量が大きく、PCのOSが古かったり、スペックが低かったりすると、動画再生がうまくいかないこともあります。
ブラウザでたくさんのタブを開いていると、パソコンのスペックによっては動作が重くなります。
YouTubeの動画視聴はデータ容量も大きいので、できるだけPCの負担を減らすように、余計なタブはすべて閉じましょう。
YouTubeの動画を視聴するためには、最低限以下の環境が必要です。
- Windows7以降
- Mac OS X10.7以降
- 1 Mbps 以上のインターネット接続
- 最新バージョンのブラウザ「Google Chrome」「Firefox」「MS Edge」「Safari」
ブラウザのバージョンも影響しますので、最新バージョンになっているか、それぞれのブラウザで確認してください。
ブラウザによってエラーが生じることもあるので、異なるブラウザで試すのもおすすめです。
Google Chromeのブラウザを利用してYouTube動画を視聴する場合で、Chrome拡張機能「YouTube Flash Video Player 57.0」をダウンロード、有効化しているときは、YouTubeの再生で不具合を起こすことがあります。「YouTube Flash Video Player 57.0」を無効化、または拡張機能自体を削除しましょう。
キャッシュを削除する
ブラウザのキャッシュが蓄積されると、デバイスの動作が遅くなります。
キャッシュクリアすれば、動作が軽くなりエラーも出なくなることがあるので、試してみてください。
YouTubeのエラー原因を突き止めて正しく対処しよう
YouTubeでエラーが発生するときは、まず複数のデバイスや違った環境で再生してみて、エラー原因を突き止めましょう。
エラー原因がわかれば、デバイスの再起動やアップデート、画面の更新、キャッシュのクリアなど対処法も限られてくるはずです。
エラーをすっきり素早く解除して、動画コンテンツを楽しみましょう。