- YouTubeに収益化申請したら「繰り返しの多いコンテンツ」で拒否された!
- YouTubeで収益化できてこれからと思ったら「繰り返しの多いコンテンツ」という理由で収益化無効に!
こんなことになったら本当にショックですよね。
毎日コツコツ手間暇かけて動画を作成してきたのに、それまでの苦労が水の泡になってしまうなんて到底納得できるものではないでしょう。
YouTubeの「繰り返しの多いコンテンツ」というのは明確な理由がわからないことが多く、実際にこの判定を下されて「どうしたらいいかわからない」と頭を抱えるユーザーも少なくないのです。
こちらのページでは、この悩ましい「繰り返しの多いコンテンツ」について、どんなものが該当してどう対策をすればいいのか、ということを中心にご紹介します。
あなたのチャンネルのどこに問題があるのか、この記事を参考にチェックしてみてください。
繰り返しの多いコンテンツ
まずは「繰り返しの多いコンテンツ」とはどんなものを指すのか、違反となる動画の特徴から対策まで、詳細を見ていきましょう。
繰り返しの多いコンテンツとは
繰り返しの多いコンテンツというのは、YouTubeのチャンネル収益化ポリシーのひとつ、「AdSenseプログラムポリシーの遵守」にて定められています。
繰り返しの多いコンテンツとは、コンテンツが類似していて、視聴者が同じチャンネル内の他の動画との違いを識別するのが難しい場合を指します。
※AdSense プログラム ポリシーの遵守より引用
チャンネル内の動画がどれも似たり寄ったりの動画になっていないか、サムネイルも含めてチェックしてみましょう。
繰り返しの多いコンテンツと見なされたらどうなる?
収益化申請の拒否・収益化の無効などでこの通知が届き、収益化が停止されても動画の投稿・公開は引き続き行うことができます。
このペナルティを受けてから30日経過すると、再度収益化申請を行うことができます。
この30日の間に、問題となっている部分を改善するように、ということですね。
繰り返しの多いコンテンツではこんな事例もある
繰り返しの多いコンテンツだと言われても、実際には全くそんなことがなければ異議を申し立てたいですよね。
通常は納得出来ずにYouTubeに問い合わせをしても「30日後の再審査を受けるように」という内容の返信のみ、というケースがほとんど。
ですが、中にはこんな事例もあります。「繰り返しの多いコンテンツ」として収益化停止となったものの納得がいかないということで、ツイッターを介して解決されたケースです。
お客様のチャンネルを再審査させていただき、収益化のステータスを元に戻したと連絡がありました。チャンネルがYPPに準拠していることを確認する際のレビューアのミスによるものでした。本件のフィードバックは担当チームと共有致しました。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。お詫び申し上げます。
— TeamYouTube (@TeamYouTube) August 5, 2020
この方凸もりさんのケースでは、7月31日に収益化停止の通知が届き、8月5日に復活を遂げられています。
自身のチャンネルでポリシー違反が無いことを主張して、受け入れてもらったということですね。
現在もこの方法で対応があるかどうか確実なところはわかりませんが、1つの事例として参考にしてください。
YouTube側でも、全てのチェックを人の目で行なっているわけではありません。機械的なチェックで誤った判断が下されるケースがあるのも事実。
万が一「繰り返しの多いコンテンツ」との通知を受けたら、まずは改めて規約を確認、自分の作成した動画に該当箇所が無いかチェックしてみることをおすすめします。
繰り返しの多いコンテンツと見なされやすい動画の特徴
繰り返しの多いコンテンツと見なされやすいのは、
- テキストスクロール動画
- 自分で作成していない転載動画
- ラジオ動画
- AI音声を使用している
- 背景に静止画を使用している
- テレビやラジオの音声そのまま
- 説明・解説などがなく価値を持たないコンテンツ
などが挙げられます。
YouTubeは動画コンテンツですから、静止画や解説無しなど、全く動きの無いものは運営に好まれません。
繰り返しの多いコンテンツと判断されたらこの対策
繰り返しの多いコンテンツと見なされてしまったら、収益化が許可される例を参考にチャンネル全体を見直してみましょう。
YouTubeのAdSenseプログラムポリシーの遵守では、収益化が許可される例の一部として、
- 動画のイントロとエンディングは同じだが、コンテンツの大部分は異なる
- 類似のコンテンツではあっても、各動画で取り上げている主題の性質について具体的に解説している
- 類似する物体の関連性を説明する短いクリップをまとめて編集したもの
これらの例を示しています。
残念ながらYouTubeでは「繰り返しの多いコンテンツ」について明確な基準が公表されていませんが、コンテンツごとに何か差別化するような要素を取り入れる工夫、オリジナリティが大事ということですね。
再利用されたコンテンツにも注意
「再利用されたコンテンツ」これに該当すると見なされ収益化剥奪される方もいますので合わせてご紹介します。
再利用されたコンテンツとは
繰り返しの多いコンテンツと同様に「AdSenseプログラムポリシーの遵守」にて定められているのが「再利用されたコンテンツ」です。
YouTubeのチャンネル収益化ポリシーでは、
再利用されたコンテンツとは、独自の解説や教育的な価値を十分に付加せずに他者のコンテンツを再利用しているチャンネルを指します。
※AdSense プログラム ポリシーの遵守より引用
と表現されています。
再利用されたコンテンツと見なされやすい動画の特徴
再利用されたコンテンツと見なされやすいのは、
- テレビなどの画像をそのまま、もしくは一部編集しただけの動画
- 他のWEBコンテンツを集めただけの動画
- 他にも多数アップロードされているコンテンツ
- オリジナルでない他者のコンテンツを使用しただけの動画
これらに該当するような動画は再利用されたコンテンツと見なされます。
再利用されたコンテンツと判断されたらこの対策
再利用されたコンテンツでも明確な基準が公表されていませんので、YouTubeのAdSenseプログラムポリシーで公表されている範囲で注意するしかありません。
AdSenseプログラムポリシーで収益化が許可される例として挙げられているのは、
- 批評する目的でクリップを使用する
- 映画からシーンを引用して、会話を書き換えたり、ナレーションを変更したりする
- スポーツの試合のリプレイで、良い結果につながったプレーをクリエイターが解説する
- 元の動画に対してコメントを入れるリアクション動画
- 他のクリエイターの映像を編集し、ストーリーや解説を追加する
といった内容です。
自分で作成したものでない画像や動画であったとしても、独自の解説やナレーションなどを追加したり、リアクション動画をプラスしたり、オリジナル要素を追加することは必須でしょう。
ただし、テレビ番組などの画像を使用する際は、著作権なども関わってくるのでその点でも注意が必要です。
YouTubeの収益化して稼ぐには
YouTubeで収益化して稼ぐためには、ガイドライン・ポリシー違反に要注意ですね。
収益化の条件を満たし、やっと収益化できても、ルールに違反すれば収益化停止という残酷な結果が待っています。
YouTubeが求めるのは人々の役に立つ価値ある動画。収益化する際にはさらにルールが厳しくなります。
しっかりYouTubeで稼ぐためにも、リスクありの要素は極力排除して多くの人に喜ばれるオリジナルコンテンツを増やしていきたいですね。