YouTubeの相互登録。Twitterなどで盛んに「相互登録募集」といったコメントが投稿されています。
ですが、相互登録はYouTubeでは規約違反。YouTubeでの相互登録を考える前に、できることはいろいろとあります。
こちらのページでは、YouTubeで相互登録に手を出す前にできることを中心に、相互登録によるリスクについても解説します。
YouTubeの相互登録がNGなんて知らなかった!と後で慌てる事のないように、YouTubeのポリシーもしっかりと把握しておきましょう。
YouTubeの相互登録に手を出す前にやれること
YouTubeで相互登録に時間を割くくらいなら、自分の動画のクオリティや投稿頻度を上げることに時間を使いましょう。
その方が確実にあなたの技術力アップになり、チャンネルの成長にも繋がります。
YouTubeでチャンネルを開設してしばらくは、ほとんど流入がないもの。心が折れそうになるかもしれません。ですが、楽しんで見てもらえる動画投稿を継続していけば、グンと数値がアップしていく時が来ます。
急がば回れ、その時が来るまでは、気長にコツコツと積み上げるのみです。
動画のクオリティをアップさせる
「動画のクオリティをアップさせる」と言うのは簡単ですが、実行するのは難しいですよね。
人気のチャンネルの動画編集や構成、アピールの仕方などを参考にしながら、1つ動画を作るごとに1つでも2つでもステップアップする!くらいのつもりで取り組んでみてはどうでしょうか。
少しずつでも質を上げていくという意識で取り組むことが、良い結果へと繋がります。
ジャンル特化でターゲティング
動画視聴者にチャンネル登録をしてもらうためには、ターゲットの心に刺さる動画、参考になる動画など、その方のニーズに合った動画を投稿していく必要があります。
ジャンルを特化して、ターゲットと思いを共感できるような動画づくりでファンを巻き込んでいきましょう。
ターゲティングをしっかりとすることで、リピート視聴や、チャンネル回遊に繋がり、チャンネル登録者数増にも繋がっていきます。
チャンネル構成や動線を確保して回遊率アップ
ジャンルを特化したら、チャンネル内の動画を効率良く見て回ることができるよう、リンクを貼るなどの対策をしていきましょう。
アップ済みの動画に、新たに投稿した関連動画へのリンクを貼ったり、シリーズものであればシリーズ内の動画を順番に見やすくしておいたり、視聴効率をアップさせるような工夫をプラスすれば、多くの動画を見てもらえる確率もグンとアップします。
動画をアップロードした後にも、回遊率をアップのためにできることはありますので、積極的にプラスしていきましょう。
チャンネル登録を促す
当然ですが、チャンネル登録を促す一言があるかないかで結果にも影響します。
どんなニーズのある方に向けてチャンネルづくりをしているのか、メッセージなどを添えて、チャンネル登録への後押しをしておきましょう。
動画で共感を得たり、参考になった、よかった、と思ってもらえれば、あなたのその呼びかけに応えてもらえる可能性も高まります。
YouTubeで相互登録してもチャンネルは成長しない
YouTubeで相互登録してもらうことに時間を割いても、チャンネルの成長には繋がりにくいです。
なぜなら、お互いにチャンネル登録数を1つ増やす、というだけの関係性だから。
Twitterなど見ていると、YouTubeの相互登録では、5分以上、10分以上と視聴時間を指定しての呼びかけなども散見されます。
その時は、数分間動画を見てもらえるかもしれませんが、その後引き続いてのプラス要素となる可能性はとても低いでしょう。
同じだけ数が増えても、動画を楽しんでチャンネル登録をしてくれる方を増やすのと、総合登録で数を増やすのでは、全く意味合いが異なります。
実際にファンになって登録してくれた方の数は、相互登録で増えた数の何百倍もの価値があるはず。
相互登録してもらうために手間や時間を使うなら、有意義なコンテンツづくりや編集の時間を増やした方がいいのではないでしょうか。
YouTubeの相互登録は規約違反でリスクあり
YouTubeでの相互登録で期待するのは「動画の収益化」ですよね。
YouTubeで収益化をするためには、
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 総再生時間が直近12ヶ月で4,000時間以上
この2つの条件を満たす必要があります。
YouTube初心者にとってこの2つの数字は、自分だけの力では到底達成できそうにない、大きな壁のように思えることでしょう。
実は世界中でも、相互登録をしてこれらの数値をアップさせようとする人がいるのです。
そうした行為を問題視したYouTubeでは現在、不正な登録への取り組みとして、規約での規制を行なっています。
→ YouTubeヘルプ「スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー」
相互登録が目立つようなチャンネルでは、チャンネル停止などの措置が取られる場合もあるのです。
YouTubeのチャンネル相互登録には、チャンネル停止などの大きなリスクがあるのですが、それを知らずに「誘われたから」と気軽な気持ちで手を出す人もいます。
ですが、チャンネルの相互登録でチャンネル停止になるなんて、もったいないですよね。十分に注意しましょう。
YouTubeアカウント停止を回避しながら成長させよう
YouTubeでチャンネル登録者数が増えれば、とても有利に働いてくれます。
純粋に動画を楽しんでもらい、チャンネル登録者数が増えるのが一番です。最初は遠く感じるかもしれませんが、チャンネルは一朝一夕で育つものではありません。
相互登録をするためには、多くのコミュニケーションも必要です。その労力や時間を、動画作りや視聴者とのコミュニケーションに活用していけば、より良い動画を蓄積していくことができるはず。
チャンネル運営をしていると、相互登録などお誘いがあるかもしれませんが、もっと大事なことに時間を使いたいですね。規約違反ですから、お誘いを無視しても何ら問題はありません。
時間はかかっても1つ1つ丁寧に動画をアップロード、コンテンツが増えていけば、団体戦でアピールすることができるようになっていきます。
タイトルの付け方や説明文、タグ設定やキーワードの意識など、工夫できるところはたくさんありますので、リスクありの手法より、基本となる部分をしっかり育てていきましょう。