動画撮影をして編集して、いよいよアップロードと思ったらできない!これは本当に困りますよね。
YouTubeでアップロードできない原因は1つではありません。
動画データに問題がある場合もあれば、インターネットやWi-Fi接続に問題がある場合もあるのです。
こちらのページでは、YouTubeでアップロードできない原因と対処法について詳しくわかりやすくご紹介します。
あなたの大切な動画をアップロードできない原因を見つけてスッキリ解決してください。
YouTubeでアップロードできないケースと対処法
YouTubeでアップロードできない場合、大きく分けて
- 動画データに問題がある
- インターネット回線等に問題がある
この2つのケースが考えられます。
では、具体的なケースと対処法について解説します。
動画データに問題があるケース
YouTubeへのアップロード。動画データならなんでもいいわけではありません。
- 動画の長さ
- 動画サイズ
- ファイル形式
これらが原因でアップロードできなくなることがあります。
それぞれの項目ごとにさらに詳しく見ていきましょう。
動画の長さ
YouTubeでは、動画の長さが原因でアップロードできなくなることがあります。
アップロード可能な動画の長さについては、YouTubeで電話番号による認証をしていない場合としている場合で異なります。
YouTubeで電話番号による認証を
- していない場合は15分までの動画のみアップロード可能
- している場合は15分を超えた動画もアップロード可能
となっています。
YouTubeで電話番号による認証ができているかどうかの確認方法は以下の通りです。
YouTubeにログイン後、画面右上の自分のアイコンの中にある設定をクリック。
この画面が表示されるので、チャンネルのステータスと機能をクリックします。
「機能の利用資格」タブの「スマートフォンによる確認が必要な機能」の欄が表示され、ここで15分超えの動画をアップロードする利用資格があるかどうか確認できます。
- 「利用資格あり」の表示があれば、認証が必要
- 「有効」となっていれば、すでに認証完了
「利用資格あり」と記入があれば問題なく認証できます。15分以上の動画をアップロードしたいのであれば、認証手続きを進めましょう。ちなみに、コミュニティガイドラインの違反警告を受けていれば電話番号による認証はできません。
認証手続きをする場合は、「利用資格あり」の表示の右側にある下向きのアイコンをクリックし、電話番号を確認をクリックします。
認証画面が表示されるので指示通り入力。確認コードをSMS、または電話の自動音声どちらで受け取るかを選択し、コードを取得します。
この手続で受信した6桁の確認コードを入力すれば、電話番号による認証が完了。それまで「利用資格あり」だった表示が「有効」に変わります。
この認証を完了させると
- 15分を超える動画
- カスタムサムネイル
- ライブ配信
- ContentIDの申し立てに対する再審査請求
この4つが可能となります。認証完了してから改めてアップロードしましょう。
動画サイズ
動画のサイズによってはYouTubeにアップロードできない場合があります。
YouTubeでアップロード可能なファイルサイズは、「最大256GBまたは12時間のいずれか小さい方」と定められています。
動画圧縮ソフトで圧縮して256GB以内にできればアップロード可能となります。
ファイル形式
ファイル形式がYouTubeのサポートしているものでなければ、アップロードができません。この場合は、「サーバーがファイルを拒否しました」というエラーが出ます。
YouTubeでアップロード可能なのは
- .MOV
- .MPEG-1
- .MPEG-2
- .MPEG4
- .MP4
- .MPG
- .AVI
- .WMV
- .MPEGPS
- .FLV
- 3GPP
- WebM
- DNxHR
- ProRes
- CineForm
- HEVC(h265)
これらのファイル形式で、該当しない場合は変換ソフト等による変換が必要となります。
ファイル形式の変換について詳しくは以下のYouTubeヘルプを参考にしてください。
→ファイル形式などアップロードする動画におすすめのエンコード設定
インターネット回線等に問題があるケース
動画データに問題がなければ、インターネット回線環境や接続にトラブルが無いか確認しましょう。
インターネット回線の混雑
動画のデータはサイズが大きいため、インターネット回線が混雑する時間帯にアップロードすると上手くいかないことがあります。
例えば、夜間や休日など、多くの人が回線を使う時間帯は避けることをおすすめします。
インターネットの混雑であれば、しばらく待ってみるか、時間帯を変えるしかありません。それでもアップロードできないようなら、
- PCやスマホの再起動
- インターネット接続をリセット
- Wi-Fi接続をリセット
- ブラウザを最新バージョンに更新
- ブラウザを変えてみる
などを試すことで改善する場合があります。
YouTube側のシステム障害
YouTubeでシステム障害や通信障害が発生することもあります。この場合は、ツイッターで確認すれば公式アカウント、もしくはYouTuberの書き込みで確認できる可能性が高いです。
YouTubeのシステム側の問題でアップロードできない場合は、復旧を待つしかありません。
ペナルティでYouTubeにアップロードできないこともある
ここまで動画の問題やインターネット回線などのトラブルについて解説してきましたが、中にはチャンネルに問題があってアップロードできないというケースもあります。
チャンネルがコミュニティガイドライン違反で警告を受けていると、
「アップロードできません。現時点では、チャンネルのステータスまたはアカウント設定でアップロードがサポートされていません。」
というエラー表示が出て動画をアップロードできないことがあります。動画にもインターネットにも問題がなければ、違反がないかどうか確認してみましょう。
コミュニティガイドライン違反によるペナルティについてはこちらで詳しくご紹介しています。
YouTubeにアップロードできなければ
YouTubeでアップロードができない場合は
- データがYouTubeの指定するものとなっているか
- インターネットやWi-Fi接続に問題がないか
- ペナルティで違反警告を受けていないか
これらについて1つずつ確認、それぞれの対処法を試してみてください。