Vlogなら自分にもできそうだけど、具体的に何を動画にしたらいいか、どのように撮影していったらいいのか分からない、などと悩んでいませんか。
こちらでは、Vlogの作り方について、手順や必要な道具だけでなく人気のジャンルや注意点まで、YouTube初心者の方向けに解説します。
最短距離で有意義なコンテンツづくりを目指し、YouTubeでの収益化を実現していきましょう。
Vlogとは?
Vlogとは「Video(ビデオ)」と「Blog(ブログ)」を合わせた造語。「ビデオ」と「Log(ログ)」という説もあります。つまりは「画像で配信するブログ」ということですね。
Vlogの作り方~失敗しない始め方~
Vlogはどのように作るのか。失敗しないためには、制作手順をしっかりと踏まえていくことが大事です。
チャンネルを大きく成長させるためにも、戦略を練って挑みたいですね。
では早速、具体的なVlogチャンネルの作り方について見ていきましょう。
Vlogの作り方手順
Vlogの作り方、作業手順は以下のとおりです。
- チャンネルのコンセプト
- 動画の構成を考える
- 素材撮影
- タイトル決め
- 編集
個々にやりやすい順番があると思いますが、大まかに上記の流れになります。それぞれの作業内容を、具体的に見ていきましょう。
Vlogチャンネルのコンセプト
Vlogチャンネルを作るには、まずチャンネル全体をどうしていくか、方向性やプランを決める必要があります。
計画性ゼロでのスタートは、内容や路線のブレの原因に。内容や方向性がブレブレのチャンネルは視聴者を集めにくく、固定ファンも付きにくい。
さらに、チャンネル登録をしてくれた視聴者の期待を裏切ることにもなってしまいます。
Vlogを発信して、どんな人にどのように届けたいのか、窮屈に決めすぎてもネタ探しが大変ですが、長く安定して継続していくためにも、ある程度のプランは必要ですよね。
例えば、顔出しはするのか、しないのか、顔出ししないなら手元だけや、テロップだけなど、チャンネル内でどのような方針で進めていくのかを決めておきましょう。
Vlogといってもジャンルは様々あります。自分がどのジャンルなら続けられるのか事前に検討し、軸のあるチャンネルを、計画的に構築していきたいですね。
動画の構成を考える
チャンネルのプランニングを決めたら、次は動画ごとの構成を考えていきましょう。
どのようにVlogコンテンツを作成していくかイメージしてから撮影することで、撮影も編集も効率的に行うことができます。
動画制作は、撮影も編集も非常に手間が掛かるもの。コツコツ継続するためには、効率化も大切です。
素材撮影
Vlogの撮り方で大事なのは、とにかく豊富に素材を準備すること。
せっかく動画を撮影しているのに、撮り逃すようなことがあっては、もったいないですよね。
日常生活の一コマであればなんとでもなりますが、旅行先の撮影など、普段とは異なる場面での撮影なら取り返しがつきません。
もちろん、旅行を楽しむことが第一ですが、撮影時には、編集時や動画完成時のことを頭に入れて、効率よく、多めに撮影しておきましょう。
タイトル決め
YouTubeの動画タイトルは、サムネイルと同様に、動画を見つけてもらうための大事な要素です。
なんとなくで付けるのではなく、動画の内容を見たくなるような、魅力的なタイトルを目指しましょう。ターゲットが興味関心を持つようなキーワードを入れることも忘れずに。
編集
Vlogは個人的な内容になるため、ダラダラと撮影した動画をホームビデオのように流すだけでは飽きられてしまいます。
- サムネイルの作成
- 動画冒頭のダイジェスト
- 飽きさせないカット割り
- BGMや効果音の挿入
- テロップの挿入
- フォント選び
- カラー選び
など、それぞれのポイントごとに「魅せる」工夫が必要です。
動画編集は手間が掛かりますが、YouTubeの視聴維持率を高めるためにも、がんばって力を入れたいところ。
人気の高いVloggerの動画や、お好みのVlogを参考にしながら、編集でできることを増やして、少しずつでもクオリティを上げていきましょう。
Vlogを始めるのに最低限必要な3つのもの
Vlogを始めるなら、以下の3つのものは最低限必要となります。
- スマホ
- 編集ソフト
- 自撮り棒・三脚
Vlog初心者で、動画コンテンツも初めてという方なら、iPhoneなどスマホからのスタートでも十分。
スマホと、無料の編集アプリからでも始められます。
ある程度Vlogの作り方を把握して、こだわりポイントが分かってきてから、目的に合う適切な機材を追加しても遅くありません。
YouTubeで収益化できたら、もしくは、収益化が視野に入ってきたら、スマホを卒業してアクションカメラやミラーレス一眼などの導入を検討してもいいですね。音声も入れているならマイクも性能のいいものがあります。
編集に慣れてきたら、有料の編集ソフトも検討してみるといいでしょう。
Vlogの人気ジャンルは?
Vlogにも、いろいろなジャンルがあります。
- 日常
- 家事
- ルーティーン
- ペット
- レジャー
- チャレンジ
- ものづくり
- 季節イベント
などなど、多種多様なジャンルが存在し、さらに、
- ぼっち
- カップル
- ファミリー
といった枠組みもありますよね。
ありきたりな日常シーンであっても、他の人たちはどのように生活しているのか、見えない部分がたくさんあるもの。外から見えない部分や違いを共有できるのが、Vlogの魅力です。
ごく身近な日常のひとこまとして、グルメや美容、スポーツ、勉強などを動画にしている方もいます。
なんてことのないルーティン、家事や育児、ペットもネタになりますね。
普段とはちょっと異なる場面で、レジャーやチャレンジ、趣味のものづくりなども人気の高いジャンルです。
季節感のあるイベントをどのように楽しむか、といった動画も楽しいものですよね。季節やイベントなど、年間行事をVlogにしても、その地域ごとの特徴まで見ることができて、興味深いコンテンツ作りに繋がるのではないでしょうか。
あらゆるジャンルを詰め込むチャンネルもいいですが、あまりに範囲が広いと、ターゲットを絞りにくくなります。
「このジャンルならこの人」と言われるようなVloggerを目指すなら、特化型でしっかりとターゲティングして、ターゲットに響くコンテンツを積み上げていきましょう。
Vlogの注意点
Vlogに限ったことではありませんが、動画を撮影してYouTubeにアップする前に、知っておくべき注意点がいくつかあります。
YouTubeの規約を守ることはもちろんですが、以下の点も忘れずにチェックしてください。
撮影許可を取る
例えば、カフェ巡りなどする際に、許可なく撮影するのはマナー違反です。
撮影厳禁といった店舗や、条件付きでOKという場合もありますので、必ず事前に許可を取りましょう。
YouTube等での配信の許可を得る
撮影がOKでも、動画の使用用途によっては断られる場合もあります。
YouTubeで配信してもいいか、撮影許可を取る際に合わせて確認してください。
店舗等で流れるBGMの著作権
動画をネットにアップする際は、著作権侵害に注意が必要です。
店舗で流れているBGMが動画の音声に入り込み、著作権違反と判断されることもあるので、撮影時だけでなく、編集の際にも忘れずにチェックしましょう。
初心者でもトライしやすいVlogで収益化を目指そう
Vlogは、撮影のコツと編集技術を身につければ、誰でも簡単に挑戦できます。
日々のできごとを綴っていくのですから、難しい企画は必要ありません。
Vlogで大事なのは、Vloggerが楽しんでいる様子や、リアルな体験をどう伝えるか、チャンネルの雰囲気などといった要素です。
あなたの好きなVlog動画をチェックしながら、おしゃれなVlogチャンネルを発信していきましょう。