YouTubeにアップした動画を見てもらうには、サムネイルやタイトルがとても大事ですよね。
あなたは、視聴者が思わずクリックしたくなるようなタイトルを付けられていますか。
こちらのページでは、タイトルの文字数から、アクセス増を狙うタイトルの付け方など、上手にアピールするためのコツをまとめました。
アピール下手なタイトルは確実に損します。限られた文字数で視聴者の心をグッと掴む魅力的なタイトル作りを目指しましょう。
YouTubeのタイトル文字数のベストは?
タイトル付けをするとき、まず最初に意識したいのは文字数ですね。
動画のサムネイルをクリックすれば、タイトルを全部見ることができるのですが、トップ画面で多数のサムネイルが並んでいる状態では限られた文字数しか見ることができません。
では、タイトル付けでは何文字にするのがベストなのか、チェックしておきましょう。
公式では60文字以内
YouTubeクリエイターアカデミーのレッスンの中で、
タイトルは簡潔(60 文字以内)にし、最も重要な情報を先頭に置きましょう。
と記載されています。
え?そんなに多いの?って思いませんか。実際、パソコンやスマホでYouTubeの画面を見ると、そんなに表示されていませんが、どうなのでしょうか。
YouTubeタイトルでベストな文字数はこれ!
ベストな文字数の前に知っておきたいのは、YouTubeタイトルで表示される文字数は、スマホの場合とパソコンの場合とで異なるということ。
これを踏まえて、結論から先にお伝えすると、最初の25文字がとても大事、あとは簡潔に60文字以内でまとめるのがベストです。
スマホアプリの場合
YouTubeのトップ画面で動画のサムネイルが表示されますが、そこでいくつかサンプルをピックアップして表示されるタイトル文字数を確認したところ、
- 全角も半角も1文字とした場合 ⇒ 37文字~45文字
- 全角を1文字、半角を0.5文字とした場合 ⇒ 37.5~38.5文字
という結果になりました。
全角も半角も1文字とした場合は、数値にばらつきがありましたが、全角を1文字、半角を0.5文字とした場合は、37.5~38.5文字でした。
端末によってばらつきがある可能性もありますが、スマホアプリ表示で表示されるタイトル文字数は、
に収めることで、タイトルがほぼ最後まで表示されます。
なお、スマホのブラウザ(PC表示)で表示した場合は、アプリ表示の場合より3文字程少なく表示されました。
PCの場合
PCでYouTubeトップ画面を開き、そこで表示されるタイトル文字数をいくつか確認したところ、
- 全角も半角も1文字とした場合 ⇒ 27文字~33文字
- 全角を1文字、半角を0.5文字とした場合 ⇒ 25.5~27.5文字
といった結果になりました。
PCで見た時に表示されるタイトル文字数は、
でまとめれば、タイトルがほぼ全て表示されます。
ということで、結論はトータルでは60文字以内で簡潔に。スマホとPC表示では、PCで見た時の方が文字数が少ないので、この最初の25~27文字を意識しながら、動画の内容を効率よく表現する方法を検討していくのがベストと言えるでしょう。
PCとスマホで表示される文字数は?
YouTubeのタイトルがPCやスマホでそれぞれどのように表示されるのか、具体的に実際のサンプルも見てみましょう。
こちら、PCのトップ画面に表示されたサムネイルの一部です。
サムネイルの下に表示されている赤く囲った部分がタイトル。文字数が長く表示されない部分は「…」と表示され、続きがあることを示しています。
では、スマホ表示でも同じ動画のサムネイルを見てみましょう。
PCでの表示と比べると、スマホアプリで表示した時の方が文字数が多く表示されています。
いずれも、それぞれの範囲で伝えたい情報が適確に入っていることがわかりますよね。
このように、それぞれの端末で表示される文字数が異なりますので、最初の25文字~27文字が特に大切だということを念頭におきながら、タイトル作りをしていきましょう。
YouTube動画のタイトルでアクセス増を狙うコツ
YouTube動画のタイトル付けでベストな文字数について理解したところで、続いてタイトル付けでアクセス増を狙うコツを解説します。
タイトル付けはココが大事
タイトルには、キーワードを入れることが何よりも大事です。文字数は限られているので、どの媒体でも表示される最初の部分に、しっかりと入れ込んできましょう。
動画についてタイトルでアピールするためには、ニーズのあるキーワードを決めておく必要があります。
例えば、iphoneの裏技について紹介する動画であれば、「iphone 裏技」といったキーワードは必須ですよね。
さらに、その裏技を使うと、ビジネス効率が格段にアップする!といった内容なら、「ビジネス」「効率化」といったキーワードも入れてタイトルを作成すれば、動画の内容をしっかりアピールできます。
また、【】など記号で囲んでいるのもタイトルでよく目にすることがありますよね。視聴者が目にした時に、パッと目に入りやすい記号を活用するのもタイトル付けでは有効です。
いろいろなタイトルを参考に研究しながら、いい部分をお手本にして取り入れていくといいですね。
効果的なタイトルを考えよう
集客に効果的なタイトルとは何か。それがわからなければ、タイトル付けは上達しません。
タイトルの文字数とキーワードをなるべく前に持ってくることは、ここまで解説した通りですが、それにプラスして、
- サムネイルとのバランス
- 動画の内容を程よく伝え興味を惹く
こういったことを意識していくと、タイトル付けも変わってきます。
サムネイルとのバランス
動画をクリックして視聴してもらうためには、サムネイルとタイトルによる第一印象がカギとなります。
ここで失敗すれば、動画に興味を持ってクリックされることもありません。
サムネイルとタイトルがちぐはぐであれば、それも見てもらえない原因となります。できればサムネイルとタイトルで、相乗効果を生み出すようなバランスづくりができるのが理想。
視聴者の心を動かすタイトルとサムネイルで動画再生を促していきましょう。
動画の内容を程よく伝え興味を惹く
YouTubeでは、動画を見てもらうのが目的。できれば最後まで視聴してもらいたいですよね。これには、動画の作り方が重要なのはもちろんですが、タイトルも同じです。
例えばタイトルでネタバレしてしまえば、「あ、そのパターンね」なんて、興味が失せてしまい、クリックすらしてもらえない可能性も。
動画の内容は伝えつつ、視聴者には「それでどうなるんだろう」「この先を見たい!」と思わせるような、興味を惹くタイトルであれば、ネタバレタイトルよりずっと効果的です。
人気ユーチューバーのタイトルなども参考にしながら、精度を高めていきましょう。
なお、タイトル付けでも、ガイドラインに引っかかることがあるので、使用するワードや表現には注意が必要です。視聴者の目を引くことができても、チャンネル削除などペナルティを課されては意味がありません。
文字数を意識しながら、より効果を発揮できるタイトル作りを目指していきましょう。