YouTubeで再生回数を伸ばすための対策は色々とありますが、投稿時間はどうなのか。
「YouTubeはいつでも視聴できるし、特に投稿時間なんてこだわらなくても問題ないよ」という方もいるでしょう。
ですが、YouTubeの投稿時間を意識するとしないとでは、その反応も異なります。
こちらのページでは、YouTubeの投稿時間について、おすすめの時間帯や曜日、投稿時間の設定のコツなどについて詳しく解説します。
YouTubeで1人でも多くの方に、1秒でも長く視聴を楽しんでもらえるよう、できることは努力を惜しまずやっていきましょう。
YouTubeの投稿時間は再生回数に影響あり？
結論からいえば、YouTubeの投稿時間は再生回数に影響します。
再生回数を変えただけで「再生回数が急上昇する」というわけではありませんが、意識すればプラスの要素として働いてくれます。
YouTubeの投稿時間を意識することで得られるのは、例えば、以下のようなプラスの効果です。
- 規則的な配信によって視聴者側のルーティーンとなる
- ファンを作りやすい環境が整う
- ファンが増えればチャンネル登録者数も増える
- 一定の時間帯に注目を得ることで急上昇ランキングにアップされる可能性あり
人気ユーチューバーや有名芸能人であれば、いつ配信しようと見てくれるファンがすでにいますが、これからチャンネルを伸ばしていきたいという過程では、ランダムに配信するよりは、規則的に決まった時間で配信するのが効果的です。
- 注目されていなくて、いつ配信されるかわからないチャンネル
- 注目されていないが、毎週決まった曜日や時間にコツコツ継続されているチャンネル
この2つのチャンネル、どちらにファンが増えやすいでしょうか。
もちろん、配信時間だけで人気チャンネルになるか否か決まるわけではありませんが、全く同レベルの動画を同じ数だけ投稿していた場合、コツコツ規則的に投稿を継続しているチャンネルのほうが有利でしょう。
YouTubeの投稿時間や曜日が決まっていれば、それを楽しみにしてくれるファンがチャンネル登録してくれるチャンスが広がります。
さらに、一定の時間帯に見てくれる視聴者が増えれば、急上昇ランキングに出る確率もアップ。急上昇ランキングに表示されれば、チャンネルもグンと成長しますね。
動画編集完了後、朝でも深夜でも即アップのスタイルで反応が悪いと感じたら、投稿時間のルールを決めて、予約投稿しながら反応をチェックしてみましょう。
もちろん、コンテンツ内容の充実や定期更新が基本ですが、継続しているうちに反応も変わってくるはずです。
では、どの時間帯を狙って投稿すればいいのか、おすすめの時間帯をチェックしましょう。
YouTubeの投稿時間｜おすすめは何時？土曜日？日曜日？
一般的に、YouTubeの投稿時間は夜の時間帯で、金土日の週末が最も視聴者が集まりやすいといわれています。
ですが、YouTubeもジャンルが多種多様で、それぞれのニーズに合った時間帯があります。
- 会社員
- 主婦
- 学生
など、個々のライフスタイルによって、YouTubeを視聴する時間帯は異なるもの。
会社員でも、一般的な役所のような時間帯で働く方もいますし、夜勤がある人もいます。主婦でも、子育てに忙しい若いママ世代なのか、もっと年配の主婦なのか。学生なら、小学生なのか、大学生なのか。
自身の投稿する動画がどのような層をターゲットにしているかによって、適した時間帯が変わるということです。
テレビでは、夜の19時から22時をゴールデンタイムといいますが、この時間帯は家族みんなで揃って見てもらえる時間帯ということで、ファミリー向けの番組が多いですよね。
主婦向けのお料理番組などは、日中の時間帯、子供向けの番組は日曜日の朝や、平日の夕飯前の時間帯に集中しています。
YouTubeでも、視聴者層に合わせた時間に投稿するのがおすすめです。
ただし、理想的な時間帯にはライバルも集中しますので、同ジャンルのライバルが多いと感じる場合は時間を前倒しするなど、テストを繰り返しつつ、ベストな投稿時間帯を探っていきましょう。
YouTubeの投稿時間で悩んだらアナリティクスをチェック
YouTubeの投稿時間を決めるには、ターゲット層の把握が必須です。ターゲットの幅が広い場合など、どの時間帯を狙うべきか迷いますよね。
そんなときは、YouTubeアナリティクスを活用しましょう。
YouTubeアナリティクスは無料の優秀ツール
YouTubeである程度視聴されるようになれば、YouTubeアナリティクスで動画視聴に関する様々なデータを見ることができます。
YouTubeアナリティクスは、YouTubeStudioの画面左サイドに表示される「アナリティクス」メニューから閲覧できます。
![「YouTubeStudio」にログインして、左側に表示されている[アナリティクス]メニューを選択](https://youtubers.shop/wp-content/uploads/yt-en0-1.png)
YouTubeアナリティクスの画面で「視聴者」タブを選択すると、
- 視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯
- チャンネル登録者の総再生時間
- 年齢と性別
- このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル
- 視聴者が再生した他の動画
これらの情報を詳しく把握することができます。
動画投稿時間の参考になるのは、
- 視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯
- 年齢と性別
主に、この2つの情報ですね。
視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯
この項目では、リアルに視聴者がアクセスしている時間帯をチェックできます。
このデータを参考に、的確な時間帯を狙って定期配信するように改善すれば、より効率よく視聴者にアピールできるでしょう。
年齢と性別
動画を視聴してくれるユーザーの年齢や性別がわかれば、どの時間帯の動画投稿が適しているのか把握しやすくなります。
自身のチャンネルが意識しているターゲット層と、実際のデータがずれていることもあります。このデータをチェックすることで、YouTubeの動画投稿時間帯だけでなく、意外な面で新たな発見があるかもしれません。
データ不足の場合は同ジャンル動画の投稿時間を参考に
YouTubeアナリティクスは、ある程度視聴されないと、そのデータが蓄積されません。
視聴実績がなければ、データも取れないわけですね。
ですが、諦めることはありません。自分のチャンネルでデータが得られないときは、同ジャンルのYouTubeチャンネルをチェックして、理想の投稿時間帯を探ることも可能です。
YouTubeの投稿時間の確認方法
YouTubeの投稿時間を確認する方法としてゲーム実況者のデータベースを扱うサイトが提供している便利ツールがあります。
→ YouTube投稿時間チェックツール（BE TUBER）
こちらのリンクをクリックすると、以下の表示になりますので、ここに確認したいYouTubeチャンネルのURLを貼り付けて調べてみるのボタンをクリックするだけ。
そのチャンネルの最新15件の動画投稿時間をチェックできます。もちろん、自分のチャンネルもチェック可能です。
このチャンネルの場合は、おおむね夜8時頃に投稿していることがわかりますね。
iPhoneでこの投稿時間をチェックする場合は、YouTubeのチャンネルページを開き、画面右上にある①三点リーダをクリック→②共有をタップ。
次に、コピーをタップすれば、チャンネルURLをコピーできます。
コピーをタップしたら、スマホでチェックツールの画面を開き、入力欄をタップして表示されたペーストをタップすれば貼り付け完了、これでチェックできます。
YouTubeは動画投稿時間も考慮して集客アップ
YouTubeの投稿時間で迷ったら、自身のチャンネルが狙っているターゲット層のライフスタイルを想像してみましょう。
見当違いの時間帯の投稿ばかりでは、見てもらえるチャンスを逃しているかも。
定期的に視聴者のニーズに合ったコンテンツを投稿し、1人でも多くの方に視聴してもらい、ファンを増やしていきましょう。
