YouTubeの再生回数が急に減ったってどういうこと?
コツコツ動画をアップしているのに、いきなり再生回数が減ったらショックですよね。
ですが、YouTubeでは、再生回数が急に減ることがあります。
こちらのページでは、YouTubeで再生回数が減る理由は何か、そもそも再生回数カウントの仕組みはどうなっているのか、などについて初心者の方にも分かりやすく解説します。
YouTubeの再生回数が減る6つの理由
YouTubeの再生回数が減る場合、以下の6つの理由が考えられます。
- YouTubeの不具合
- YouTubeによる調整
- 不正発覚
- 視聴者アカウントの削除
- YouTubeに嫌われた
再生回数がなんかおかしい!というときは、このいずれかに当てはまるか、状況をチェックしてみてください。
YouTubeの不具合
YouTube側で、再生回数などのカウントに不具合が発生することがあります。
例えば、2021年5月。YouTubeで再生回数のバグが発生した時は、ツイッターでも複数のつぶやきが見られました。
昨日の分の再生回数約3000回分くらいデータ消えて焦った。
みんな起きてるYouTube不具合みたいでよかった。
昨日増えた登録者も消えてるみたい#YouTube#YouTuber #YouTube不具合#YouTubeバグ#YouTubeスタジオ pic.twitter.com/EDVMjhlZVQ— リン酸ちゃんねる (@honokalove0510) May 29, 2021
なぜか再生回数0回だった日があるんだけど、これYouTubeアナリティクス不具合よね…???
— ぽろちょこ (@polochocodays) May 29, 2021
今朝からYouTubeで不具合なのか急に登録者数や再生回数が減っていて💦
なんか悪いことしちゃったのかなとビビっていたのですが、調べたら皆さん同様の事態になっているようですね😅
3日間分くらい時間がぶっ飛んでます。
— 雷電のプラモデル工房YouTubeチャンネル (@raidenPMB) May 29, 2021
YouTubeの不具合は少なくない頻度で発生していますが、ユーザー側でできることはありませんし、時間が経過すれば戻るので心配いりません。
YouTubeによる調整
YouTubeでは、チャンネルの人気度を把握するために、再生回数などを随時チェック、更新しています。
中には、YouTube側が認めない無効再生もあり、削除するなど、調整を行っているのです。
そのため、一度はカウントして表示されたものの、あとで再生回数が減るといったことが通常時でも起こり得るわけですね。
不正発覚
同じIPアドレスからのアクセスなど、不正な再生回数稼ぎとYouTube側に判断された場合、その視聴はカウント削除の対象となります。
IPアドレスというのはインターネット上の住所のようなもので、たとえスマホやPCなど、デバイスを変更したり、異なるアカウントで再生したとしても、同一人物だと分かるのです。
YouTubeや広告主にとって不利益となるような再生はカウントされないですし、カウントされても削除される可能性が高いでしょう。
視聴者アカウントの削除
YouTubeでは、視聴者アカウント削除を大々的に行うことがあります。
アカウント削除となれば、そのアカウントの再生回数も消滅、あなたの動画の再生回数に影響を及ぼすかもしれません。
残念ですが、不可抗力であり、悩んだところでどうしようもありません。
YouTubeに嫌われた
YouTubeでは、好ましいチャンネルや動画をピックアップして、おすすめ動画や関連動画に表示しています。
YouTubeに嫌われてしまえば、検索でも見つけにくくなってしまい、結果として再生回数も激減することがあるでしょう。
YouTubeに評価されるようなコンテンツづくりを心がけたいですね。
YouTubeの再生回数カウントの仕組みで知っておきたいこと
続いて、YouTube再生回数のカウントの仕組みについて見ていきましょう。
YouTubeでは、動画の人気度を把握するための「エンゲージメント指標」というのを公表しています。
エンゲージメント指標の項目として、
- 視聴回数
- 評価
- チャンネル登録者数
といった項目があり、視聴回数というのが総再生回数です。
再生回数は人が行った操作を反映させている
YouTubeの示すエンゲージメント指標は、機械的なものを省き、人が実際に操作して視聴したものだけを反映させる仕組み。
そのため、把握にも時間がかかり、即時反映されるわけではありません。
エンゲージメント指標は常に確認&調整されている
エンゲージメント指標は随時更新されており、無効と判断された分が削除されるなどで、その数値が変動することがあります。
まとめて削除が行われることもあり、YouTubeの再生回数が急に減るといった現象が起こるわけですね。
急に再生回数が減ってしまえば誰でも驚きますが、YouTubeではこういった変動が起こる仕組みなのだと理解しておきましょう。
広告視聴もカウントされる
YouTubeでは、動画途中での広告再生を、動画の視聴としてカウントすることがあります。
YouTubeの動画を視聴していると、途中でスキップ可能な広告が出ることがありますが、この広告の場合で、以下のアクションを行うと、視聴回数としてカウントされる仕組みになっています。
- 11~30秒間の広告を終わりまで視聴した場合
- 30秒以上の広告を少なくとも30秒視聴した場合
- 広告に対してなにかしらの操作をした場合
また、広告をクリックして再生された場合も、試聴回数にカウントされる仕組みです。
YouTubeアナリティクスで詳細確認可能
動画の再生回数は、YouTubeアナリティクスでチェック可能。
YouTubeStudioにログインし、左サイドメニューのアナリティクスをクリックすれば、
- 視聴回数
- 総再生時間
- チャンネル登録者数
を確認できます。
YouTube再生回数で一喜一憂するより大事なこと
YouTube再生回数は、YouTubeのバグやカウントの仕組みによって、変動することがあります。
バグの場合は、時間が経過すれば正常に戻りますが、何かしらの要因があればガクンと下がることもあるでしょう。
再生回数が下がるたびにモチベーションが下がっていれば、長くチャンネルを維持するのは難しく、挫折に繋がってしまいます。
極力、YouTubeの再生回数を減らさず、よりよいチャンネルにするためにも、他の部分にも目を向けていきましょう。
動画が再生されない時にできる改善策
動画を見てもらうためには、チャンネルや動画の存在を知ってもらうことが大事です。
例えば、
- キーワード
- SNS等の活用
- 継続的な動画投稿
といった部分の強化が有効です。
YouTubeにチャンネルや動画がYouTubeの検索エンジン等に認知されるまでには、ある程度の時間が必要。最初は反応が薄くても、数ヶ月単位の長めのスパンで改善しながら、コツコツと積み上げていきましょう。
アクセスアップを狙うコツ
YouTubeにアップした動画を見てもらうだけでなく、さらにアクセスをアップしてくためにも、できることはいろいろあります。
例えば、
- 動画のアップ数を増やす
- サムネイルに力を入れる
- ハッシュタグ活用
- 視聴者とのコミュニケーション
- チャンネル内での誘導
- 視聴維持率の改善
- チャンネル登録や高評価の呼びかけ
といったことが再生数増に繋がるはず。動画が再生されない、再生回数が伸びなくなったという場合にも試してみてください。
再生回数やチャンネル登録者数が増えないことばかり気にして、モチベーションを下げてしまう前に、こうした要素を徹底的にプラスして、動画を見てもらえるチャンスを広げていきたいですね。